愛する迷子「Love Lost」

豊かさを見つけるために今できること。

脊椎手術のスペシャリスト 森先生

229 views
約 10 分

静岡リウマチ整形外科リハビリ病院。では、4月に新しく森信太郎先生がいらっしゃいました!

森先生は整形外科で脊椎を専門としています。
腕に関していうと、一般的な脊椎疾患の治療はもちろん、「内視鏡手術」を行う凄い先生です。

先日、森先生にお話を伺い、
気になる「内視鏡手術」のことだけでなく、先生ご自身のことについても聞いてきました!

森先生との対談の内容になります。

その手術はいつごろから始まりましたか?

森先生
7年ぐらい前から、ですね。

脊椎の手術といえば、切開してボルトで固定する・・等、怖いイメージがある方もいると思いますが・・・

森先生
今でも切開を加えなければいけない患者さんや、金属を用いる必要のある患者さんもいます。
今まではすべてそういった手術だけでしたが、その中で突き詰めて考えていくと
「脊椎の内視鏡手術」で対応できる患者さんがかなり多くいらっしゃることを感じています。

「脊椎の内視鏡手術」を見せていただいたのですが、傷口が少ないですね

森先生
傷口は1か所で、1.5センチくらいの傷の中にカメラを入れて、
そのカメラの映像を大きなモニターに映しながら、手術を行っています。
肉眼で確認しながら行う手術に比べて、大きな画面で患者さんの神経の周りの組織が
確認できるため、内視鏡手術の方がリスクが少ないと感じています。

なるほど。内視鏡手術の難しさは何でしょうか?

森先生
見た目は肉眼で見るよりも、大画面で隅々まで確認ができる事は大きなメリットです。
その代わり、小さな穴から入れた筒の中で操作を行う必要があるため
自分の思い通りに「骨を削る」「切除する」といった操作をなかなか行いにくい点はあります。
ラーニングカーブ(手技を学んで自分で会得する期間)には結構かかると思います。

経験が大切、ということですね。細かい作業ができる、手先の器用さが必要そうですね。

森先生
いろんな経験を積むときに、何度でも失敗してそれを糧に新しいことをやり直す、
ということは物事の修練を積む事はとても重要です。

しかし私たちの仕事は相手が道具やモノではなく、患者さんであり神経であるため、
「1回間違えても、もう1回やり直せばいいや」ができません。
だからこそ、自分で手技を学んで、自分のものにするまで時間がかかります。

仰るとおりだと思います。森先生から患者さんへ伝えたいことはありますか?

森先生
今は脊椎の手術は切開する手術、金属を用いる手術、内視鏡手術にしても
どの手術も技術が発達しています。
やはり手術を行うのであれば、出血量は少ない方がいいし、
傷口が小さい方がいいし、リハビリ期間も短い方が患者さんにとって良いと思います。

これから先の方向性としては、まずは内視鏡手術で患者さんの痛みやしびれをとる
ことが第一選択
となる、そういう時代がきてもおかしくないと思っています。

ただ誤解のないように言っておきますが、すべての患者さんが
脊椎の内視鏡手術で治療できるわけではないため、従来の手術方法での治療を
必要とする患者さんはまだたくさんいます。
とっかかりとしては「脊椎の内視鏡手術」が良いかと思います。

静岡リウマチ整形外科リハビリ病院にはリハビリスタッフ(セラピスト)が多く在籍しています。
医師の観点からリハビリスタッフの多さは心強く感じられますか?

森先生
患者さんの手術が増えてくる場合には、セラピストの数が重要になってくると思います。
4月に来たばかりで、実際に手術の数がそんなに多くないので
リハビリのセラピストがひいひい言うくらいまで手術の数を増やしていくことが
当面の目標です(笑)

ちなみに、内視鏡手術を行った場合、在院期間はどのぐらいになりますか?

森先生
年齢にもよりますが20代~40代の方であれば手術をして
2~3日で退院することが可能です。
80歳を超えた方でも、1週間程度の入院で十分自宅療養が可能です。

2~3日はかなり短いですね

森先生
若い方は特に仕事の関係で長期の休みを取りにくい方も多いです。
当然、手術までの間も痛みのために仕事を休んで通院されていますので
「手術の後は出来るだけ早く社会復帰したい」と望まれる方も多いです。
そこは我々も患者さんのニーズにこたえるべく、少ない入院期間、少ないリハビリ期間
で社会復帰
ができるようにしたいと考えています。

若い方の疾患・症状はどういうものが多いですか?

森先生
「脊柱管狭窄症」よりも「椎間板ヘルニア」という病気の方が多いと思います。脊椎の内視鏡手術は脊椎の病気すべての疾患に適用できます。

先生のビジョンとして何歳がターゲットですか?

森先生
正直10代~90代すべての患者さんの症状がとれるなら
内視鏡手術は行っていきたいと思っています。

4月に静岡に来たばかりということで、どのように静岡でアピールしていきたいですか?

森先生
僕が調べた限り、静岡では脊椎の内視鏡手術について広まっていません。
脊椎について情報を持っている方が少ないと思います。
手術に対する誤解や恐怖心のために、手術を必要としながらも地団駄を踏んでいる
患者さんが数多くいると思います。
だから、まずは「脊椎の内視鏡手術」がどういうものであるか、を近隣の整形外科や
患者さんに情報として伝えていきたいと考えています。

情報を伝えるということはとても大事なことだと思います!
もっと脊椎の手術に関して、内視鏡という選択肢があることや、どういうものなのかが広く知れ渡るといいですね。
ありがとうございました。

さて、次は先生のことについてお聞きしたいと思います。
先生のご出身を教えてください。

森先生
「トトロの町」である埼玉県所沢の防衛大出身です。
防衛大は関連病院がない学校なので、卒業後は自分が興味のあること
学びたいことを中心に行ってきました。

趣味はなんでしょうか?

森先生
小学校からずっと野球をやっており、今でも整形外科の医師が集まる年1回行われる野球大会への
参加を目標に身体を動かしています。
打つ方が得意です。
でも身体を動かすことは実は体に良いとは限らないです。無理をしない程度のスポーツ、適度な筋力トレーニング
は関節を動かす面ではいいが、運動をやりすぎると無理をしていまい、いろんな病気を生み出す原因と
なってしまう場合があります。
ちなみにフルマラソンには6回ほど出たことがあります。暑いところで走っても大丈夫な人は
普段走っているので1度~2度あがってもびくともしないですね。

フルマラソンはすごいですね!
最後に市民の皆様へのメッセージをお願いします。

森先生、今回はお時間を頂きありがとうございました。

森先生がいらっしゃる、静岡リウマチ整形外科リハビリ病院のホームページ

COMMENT ON FACEBOOK